ジュニアNISAでの運用ってETFと投資信託のどちらがいいんでしょうか。
対象はどちらもSBI証券でのVTIインデックス投資です。
ETFはバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)。
投資信託は楽天・全米株式インデックス・ファンド。
手数料
投信の場合は売買手数料は無料です。
ETFは買付手数料は無料です。なので少額を投資する場合でも投資信託に対する不利はありません。
ただし、売却時には手数料が発生します。
約定代金の0.45%(税込0.486%)
最低手数料:5ドル(税込5.4ドル)
上限手数料:20ドル(税込21.6ドル)
一括売りすれば最大でも21.6ドルなので無視していいレベル。
為替
海外ETFを購入する場合は円貨決済となるため為替手数料が発生する。
分配金
ETFの場合はジュニアNISAであっても米国の源泉徴収税(10%)は引かれます。(確定申告で取り戻せる?)
投信の場合は分配金は出ない(予定)ので考える必要なし。
また、ETFの分配金は課税ジュニアNISA口座という口座に入り、5年後もこの口座を使った取引は可能のようですが課税されます。
現在の株価で勘定すると400万投入後は1ドル120円計算でおよそ237口保有していることになります。
近年の分配金を平均して分配金が1口年2ドルと仮定すると税を引いて(2-0.2)×237=426ドル=46,860円もの配当が毎年あることになります。(レートは1ドル110円の厳しめ設定)
分配金は課税ジュニアNISA口座に入るので税金を引いておくと37,488円です。
信託報酬
ETFは年率0.04%
投資信託は年率0.1696%
シミュレーション
ETFは単利、投資信託は複利で10年5%で運用した場合。
ただし、ETFの分配金は年利5%で別に運用する。(1ドル110円計算)
本家VTI | 分配金 | 合計 | 楽天VTI | |
元本 | 400 | 0 | 400 | 400 |
1年目 | 420 | 3.7 | 424 | 420 |
2年目 | 440 | 7.8 | 448 | 441 |
3年目 | 460 | 11.9 | 472 | 463 |
4年目 | 480 | 16.2 | 496 | 486 |
5年目 | 500 | 20.7 | 521 | 510 |
6年目 | 520 | 25.3 | 545 | 536 |
7年目 | 540 | 30.2 | 570 | 562 |
8年目 | 560 | 35.2 | 595 | 590 |
9年目 | 580 | 40.5 | 620 | 620 |
10年目 | 600 | 45.9 | 646 | 651 |
シミュレーションは若干投資信託が有利になりました。
結論
ETFの分配金シミュレーションは1ドル110円とやや厳し目に設定しています。(将来的にはどうなるか分かりません)
それプラス信託報酬の差や分配金が増額されるかもというのを考えるとやっぱりETFで運用したほうが、非課税で再投資できないとしても有利な気がします。
ということで自分はETFで運用することに決めました。
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